包括法へ向けて

包括法へ向けて

こんにちは!

今日は、日帰りで日本高齢者虐待防止学会参加のため大阪桃山学院大学へ行ってきました。

メインテーマは包括的虐待防止に向けて~

ということで、児童虐待、障害者虐待、DV法や高齢者虐待の現状と課題についてそれぞれ専門家の立場から報告がありました。
DVも児童虐待も障害者虐待も高齢者虐待も、強者と弱者、支配するものと支配されるものという関係性が固定化されてしまっている中で起こっているという点で共通しています。

それぞれ縦割りの法律で運用されているこれらに共通する課題を整理する必要があるのかもしれませんが、本来これは国の責任でやるべきところを民間団体が手弁当でやってるのが現状です。

そこで、調査研究分析を行うナショナルセンターの機能をもったところを国庫補助で作ってはどうかという構想が提案されています。

調査研究の結果が教育に十分活かされていない現状があると言われています。 情報集約・調査研究・教育が連動した形が理想です。

自民党内部でも虐待特命委員会が立ち上がり、児童・障害など領域を超えた虐待防止法の課題について議論がすすんでいるところのようです。